The CAREERキャリアストーリー

髙橋 大祐

DAISUKE TAKAHASHI

学習院大学経済学部経営学科卒
  2005年入社
2005年1月 税理士法人HOP 入社(大学4年次にアルバイトとして)
2006年4月 税理士法人HOP 正社員登用
2014年4月 税理士法人HOP 社員税理士登録

入社動機:経験者を優遇する事務所が多い中、学生で未経験でも勤務可能ということで応募しました。面接日の夜に、代表直々に内定の連絡を頂き、入社を決意しました。

MY CAREER

  • 人生で最も大きな
    転機は何でしたか?
    30歳の時に11年かけて税理士試験に合格したことです。
    これまで資格がない中でも、色々な仕事をしている自負はありましたが、税理士になって仕事の範囲がさらに広がりました。税理士を名乗れるようになったことで、周囲の見方が変わり、講演やコンサルティングなど、新しい仕事を任されるようになりました。
  • ご自分のキャリアを
    振り返って
    税理士になるまで時間はかかりましたが、決して遠回りではなかったと思います。難関・税理士試験を前に、多くの人が途中で税理士になることを諦めてしまう中、私を支え続けたのは、HOPの創成期を支えた上司や仲間、実務を通じて築き上げたクライアント様との信頼関係に他なりません。「今のHOPには自分が必要」「クライアント様は自分が守らなければ誰が守る?」そんなことを考えたら、私には、税理士にならないという選択肢はありませんでしたね。
  • これからの目標、
    キャリアプランを
    教えてください。
    これまでは税理士にどうやってなるか(合格するしかないのですが)、こればかりを考えてきましたが、今は税理士としてどう活躍していくかを追求する日々です。そのために、まずはHOPの強み(ラインナップ)と、自身の強み(ブランディング)をきちんと定義する。そして、これをクライアント様やビジネスパートナーにしっかりと認識してもらうためのPR活動を行う。これら2つを地道に積み重ねていくことで、税理士としてさらなる信頼関係を築いていきたいと思います。

CAREER STEP

  • 2005入社1年目

    当時の所属
    アルバイト
    エピソード
    大学の授業で講師をしていた税理士の方の実務における様々なエピソードを聞いて、税理士という職業は、得意の数学を日常に生かせる仕事だと学生ながらに感じました。大学卒業後は税理士試験を目指しながら実務経験も積みたいと思い、大学4年生の冬にアルバイトとして入社しました。最初は、入力補助、電話や来客の応対、書類提出が主な業務でした。
  • 2006入社2年目

    当時の所属
    アソシエイト
    エピソード
    1年間のアルバイト勤務を経て、正社員登用されてからは、税務顧問のクライアント様を担当させてもらえるようになりました。経理業務はそれなりに自分のものになりつつあったのですが、正直まだクライアント様の相談を受けられるレベルにはなく、質問されたことについても即座に答えることはできませんでした。そのため、最初は上司に同行してもらい対応することがほとんどでした。自分の未熟さを感じながらも、上司がクライアント様とどのような会話をし、どういった受け答えをしているのかを観察しました。クライアント様からの質問事項についても、宿題として持ち帰らせてもらい、翌日までに調べて回答するようにしました。試験勉強とは違う難しさがありましたが、実務を通じて調べた知識は忘れにくく応用が効くという点があります。次に同じような質問をされたときには、自信をもって答えることができました。これを繰り返していくことで、クライアント様も次第に上司ではなく私の方を見てくださるようになりました。
  • 2009入社5年目

    当時の所属
    マネージャー
    エピソード
    同期の星川望君が税理士登録をし、会社でお披露目パーティーを開催しました。税理士として活躍する同期を自分の事のように喜ぶと共に、いつかは自分も同じ舞台に上がりたいと思いました。この頃HOPでは顧問先の拡大が進んでいました。顧問報酬の低価格化の兆候もあったため、クラウドを利用した会計ソフトにより経理にかかる手間と時間を省き、経営相談やコンサルティングに重点を置くサービス形態にシフトしていきました。業務拡大に伴い、繁忙期ともなると終電やタクシーで帰宅する日も少なくありませんでしたが、HOPと共に自分の成長も感じられ、辛いとは思ったことはありませんでした。
  • 2011入社7年目

    当時の所属
    シニアマネージャー
    エピソード
    中小企業は常に資金繰りと向き合わなければいけません。時には、融資の取り付けをするために、クライアント様に同行して金融機関へ説明に行ったこともありました。この頃から、相続ニーズの増加に伴い、HOPでは中小企業支援に加わる二本目の柱として、相続業務を推していくことになりました。私自身、税理士試験の相続税法の合格のために7年もの期間を要したこともあり、この経験をここで生かさなければと考えました。
  • 2013入社9年目

    当時の所属
    副所長
    エピソード
    前年に副所長になったものの、税理士試験合格を決めることはできず、心の底から悔しいと思いました。この年は勉強に関する一切の甘さを捨て、できることをすべてやりました。結果、5科目目となる法人税法に合格し、税理士試験合格を果たすことができました。高校の同級生の女性との結婚も決まり、私のキャリアにおいて大きな転機の年となりました。
  • 2014入社10年目

    当時の所属
    パートナー
    エピソード
    税理士登録により、晴れてHOPの社員税理士となりました。「相続のHOP」というブランドが世間に認知され始め、相続税の本申告や生前の相続対策の依頼も増えてきました。税理士として、相続セミナーの講師や講演や税務相談会の相談員を務めさせていただいたことで、これまでよりも業務の幅が広がったことは間違いありません。 また、この年は、長年に渡って担当してきたクライアント様が他界されました。残された家族や従業員に故人の思想や考えをしっかり伝承するために、「できるかな?」ではなく「やるしかない」と自らを奮い立たせました。今思えば、当時は無我夢中だったと思います。身近な人の相続を経験したことで、税理士という職業が果たす役割がいかに重要であるかを改めて認識しました。
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