事例紹介

成長企業診断®事例2025年3月28日

【質問です】財布にいくらお金があるか分からないのに、買い物をしますか?

ご相談内容

  • 今後、会社の仕組みを整え、社員を採用し組織化していきたいと考えている
  • そのためには、経営陣が、自身のプレイヤーの時間を減らし、経営業務の時間を確保する必要性があるも、現状プレイヤーとしての時間が大半を占めるため、売上が維持できるのか不安
  • 複数事業を展開しているが、事業部ごとの財務状況を把握しきれていない。また、把握するための指標が分からない
  • 「小さな会社の仕組み化はなぜやり切れないのか」の書籍に出会い、会社の未来のために仕組み化の必要性を感じたが何から取り組めばよいか分からない

成長企業診断による現状分析と改善策

現状分析・原因

  • 中長期事業計画が理念・ビジョンと連動していない
  • 事業別の損益を把握できていないため、適切に、スピーディーな経営判断ができない
  • 上記のため、中長期事業計画を達成するためのKPI/KDIが不明確

解決策

① 理念やビジョンに紐づいた中期経営計画を策定

 ② 管理会計構築

中長期事業計画の解像度を上げるため、部門別、サービス別、メニュー別などにセグメント情報をまとめ、分析

③ 管理会計を踏まえた、中期事業計画を達成するための短期予算を作成。

④ 短期予算を基に、毎月の予実管理を実施

 

まとめ

理念やビジョン、緻密な事業計画。どれもが重要ですが、それらを「繋ぎ」、計画と進捗を「追う」ことこそが成功への鍵です。

さらに、部門から会社全体まで、管理会計の仕組みを構築することで、タイムリーに現状把握と未来予測ができるようになります。よって、「どんぶり勘定」や「財布の中にあるお金がいくらか分からない」状態ではなく、数値に基づいた戦略的な投資・採用を考えることができるようになり、安心してチャレンジができる環境になります。

 

経営課題が複雑化し、課題同士が絡み合い、何が課題でその課題を解決するためにはどうしたら良いのか、誰に何を相談したらよいのかとお悩みになられる方が多くいらっしゃいます。

HOPグループは、税理士・社労士・行政書士という専門家とともに、財務・人事戦略を支援するコンサルタントが在籍しておりますので、

 

貴社の課題に寄り添い、成長企業診断®を基に、最適な解決策をご提案いたします。

(文責:辻村 彰太 )

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