社員の成長を促す「木鶏会」 ~“致知”を題材にした学びの場~

私たちHOPグループでは、人間力の向上とチームの結束を図るために、毎月一回「木鶏会」を開催しています。この木鶏会は、致知出版社が発行する月刊誌「致知」を題材にしており、社員全員が参加する学びの場となっています。

 

致知は、人間学や経営哲学、歴史的な偉人の教えなど、多岐にわたるテーマを扱う月刊誌であり、その深い内容は私たちの業務にも直結するものが多いです。木鶏会では、毎月選ばれた致知の記事を読み、各自が感じたことや学んだことを共有します。これにより、個々の知識を深めるだけでなく、他の社員の視点を知ることができ、視野が広がります。

 

木鶏会の最大の特徴は、ただの読書会ではなく、深いディスカッションを通じて実際の業務に活かせる知見を得る点です。社員一人ひとりが自身の意見を発表し、他の参加者からのフィードバックを受けることで、自分の考えを深めたり、新たな視点を獲得したりすることができます。このプロセスは、社員のコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルの向上にも大いに寄与します。

 

さらに、木鶏会は日々の業務の中での気づきや改善点を見つける貴重な機会でもあります。致知に掲載されている成功事例や失敗から学ぶ教訓を元に、自分たちの業務プロセスを見直すことができます。具体的には、顧客対応の改善策や効率的な業務運営方法など、実務に直結するヒントを多く得ることができます。これにより、より良いサービスを提供するための具体的なアクションプランを策定することができます。

 

木鶏会はまた、社員同士の結束を強める機会でもあります。共通のテーマについて意見を交わすことで、普段の業務では見えにくい他の社員の考えや価値観を知ることができます。このプロセスを通じて、社員同士の理解が深まり、チーム全体の一体感が高まります。さらに、社員が互いに支え合い、助け合う文化が醸成されることで、組織全体のパフォーマンスが向上します。

 

私たちは、この木鶏会を通じて、社員一人ひとりが成長し、会社全体の発展に寄与することを目指しています。木鶏会の取り組みは、単なる知識の習得に留まらず、人間力の向上や組織力の強化にも繋がる重要な活動として位置づけられており、今後も継続的に発展させていく予定です。社員一人ひとりが人間力を高めることで、お客様に対するサービスの質が向上し、結果として社会全体に貢献できると考えています。このような取り組みを通じて、私たちは持続可能な成長を目指し、より良い未来を築いていきます。

(文責:都築和行)

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