そこで今回は中小企業経営者の悩みについてのお話です。
経営者であれば「もし自分に何かがあった場合には周りに迷惑をかけないように」と考えつつも、実際にはどのような方法を取るべきかと苦慮することも多いでしょう。
もし経営者に万一のことがあった場合には、会社に対する損失は計り知れません。
経営者が不在になる=会社存続の危機とも言えるでしょう。中小企業であれば尚更です。
会社に勤める従業員や大切な取引先の為にも、会社が存続できるだけの保障(お金)を準備するのは経営者の重要な責務です。
これらのリスクに対応できる方法の1つが「生命保険」です。
とは言えどのように保険を選び、加入するのがいいでしょう。
「社長だったら1億円の保険に入っておけば大丈夫」という都市伝説?!もあるようですが、そうではないのです。(1億円の根拠があればいいのですが)
いくらの保障を持つのが会社にとって最適なのか、その最適な金額のことを「必要保障額」といい、必要保障額に沿って保険を選ぶことが非常に重要です。
一般的に「必要保障額=事業保障資金+死亡退職金+弔慰金」という算式で求めることができます。
事業保障資金とは、借入金残と従業員に対する給与の金額の合計額です。
更に死亡退職金・弔慰金にも適当な金額を求めるための計算式があり、会社の業種や規模などに応じて算出します。
このように根拠に裏付けされ保障金額が決まったら、更にどんな場合に保険金が受け取れるかといった保障の内容であったり、保障を持つ期間・払い込む保険料を決めていきます。
このようなプロセスを経て不測の事態に備えて加入した保険があれば、経営者にとっても安心して会社の経営に注力することができるでしょう。
HOPグループでは「中小企業のかかりつけ医」として経営者の皆様のお悩みにお答えできるノウハウがございますので、是非お気軽にご相談ください。
(文責:網野 博美)