いよいよ師走、街全体に年の瀬の慌ただしさが漂い始めました。
今年は暑い夏が長く続き、一気に寒さを感じるようになったと思ったら、驚くほどあっという間に年末を迎えたという印象です。
1年を振り返ると「また今年もできなかったな…」と思うことがいくつか思い浮かびます。
数年前、私は「バケットリスト」というものを作ってみました。
バケットリストとは「人生で経験したいこと」を自由に書き出したリストのことです。
私は書き出した100個の項目を「何歳までに実行したいか」という時間軸でも区分したのですが、そのほとんどが今すぐにでも実行したいことでした。
本当にやりたいことは「後回しにせず、今すぐ準備を始め、どんどん実行していかないと後悔するな」と強く確信したのです。
この「挑戦」と「実行」の姿勢は、目標に向かう道のりや、そのための準備自体をポジティブに捉え、困難に直面しても乗り越える原動力となります。
あらゆる目標も、曖昧な願望は残念ながら「単なる希望」で終わってしまいます。
目標を「言語化」し、「いつまでに」という期限や「どこで、何を」という数字で明確にすることで、初めてそれは「行動計画」に変わります。
私たちの仕事でも、お客様の目標達成をサポートする際は、この「期限と数字の明確化」を大切にしますが、それは「目標から逆算して今日何をすべきか」を見つけるための、最も有効な一歩だと思います。
年末年始は、自分自身の「やりたいこと」を改めて棚卸しし、優先順位をつけて、小さな一歩を踏み出す良い機会です。
「やりたいこと」は「今すぐやる」
私のリストは、まだ達成できていない項目のほうが多いので、具体的な行動計画に変えて、来年は1つでも多く実現していきたいと思っています。
今年も1年、誠にありがとうございました。
来る年も皆さまと共に目標達成に向けて歩んでいけることを楽しみにしております。
(文責:山寺聖良)