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コラム

「決算書」の重要性と、実務で実感したこと

木村光希 2026年06月16日

 決算月や体制変更のタイミングは会社によって様々ですが、春に新年度や新たな取り組みをスタートさせた企業様におかれましては、少しずつ日々の業務が軌道に乗り始めてきた頃ではないでしょうか。

 そして6月下旬は、3月決算企業の株主総会が全国的に集中するピークの時期でもあります。株主総会において最も注目されるのが、「1年間の業績報告(決算報告)」です。

 この報告の核となるのが、『貸借対照表(B/S)』と『損益計算書(P/L)』という2つの重要な計算書類です。

 

 私が大学時代に履修していた会計の授業で、「計算書類において、より重要なのは『貸借対照表(B/S)』と『損益計算書(P/L)』のどちらか?」というテーマでディベートを行ったことがあります。

 結論としては「正解はなく、両者が補完的な役割を持つため、どちらも欠かせない重要な書類である」という着地になりました。

 

 実務において、多くの経営者様が最も強い関心を寄せられるのは、やはり売上や利益などの業績です。そのため、クライアント様へ月次報告を行う際も、まずは『損益計算書』からご説明することが多くなります。

 しかし、会社の資金繰りや企業価値を正しく把握するためには『貸借対照表』が必要不可欠です。公私を明確に分けたクリーンな財務状態や、着実な返済能力など、金融機関からの評価に直結する要素はすべてこの『貸借対照表』に表れます。

 

 日々多くの経営者様とお話しさせていただく中で、決算書は単なる税務署への提出書類ではなく、「会社の未来を考えるための重要な資料」であると強く実感しています。

 これからも日々の業務において、数字の持つ意味を経営者様の目線に立って分かりやすくお伝えし、会社の成長をしっかりとサポートできるよう努めていきたいと思います。

 

 

(文責:木村 光希)

 

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