コラム

税務署の収受印廃止と確定申告

岩井 優花 2025年1月17日

 

1月に入り、確定申告の準備を始められている方も多いのではないでしょうか。

税務チームも繁忙期に入っており、1月末提出期限の税務手続書類の作成や確定申告の準備に追われています。

 

さて、税務行政のDX化に伴い、令和71月から税務署の申告書等の控えへの収受日付印の押なつが廃止になりました。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/onatsu/index.htm

今まででしたら書類の紙提出の際に申告書の提出用正本と合わせて、控え用も提出をし、収受日付印をもらうというのが一般的でした。

これを行わないと申告した証明が手元に残らないためです。

当分の間の対応として、窓口で交付する「リーフレット」(今般の見直しの内容と申告書等の提出事実等の確認方法をご案内するもの)に申告書等を収受した「日付」や「税務署名」を記載したものを、希望者に渡すなどの対応はとられるようですが、確定申告をする人たち側もさらなる電子申告の利用が進みそうですね。

 

私は自分の確定申告をする際はスマートフォンから申告書を作成し、マイナンバーカードを電子証明書として利用して行っています。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/smartphone-mynaportal-etax/

記録も残るうえ、書類を郵送したり提出しにいく手間がなく自宅で完結できるのでとても便利です。(特にサラリーマンの方で入力する項目が少ない方にはとてもオススメです。)

昨年の保険証の廃止に伴いマイナンバーカードを初めて作成された方もいらっしゃるかと思いますので、これを機にぜひお試しください。

 

納税が発生する方はキャッシュレスの納税もかなり便利ですので是非併せてご利用くださいませ。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/cashless-nouhu/

 

(文責:岩井優花)

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