法改正の紹介や、社内で抱えている課題の解決のために、セミナーの実施をご依頼いただくことがあります。今回は直近で開催した、ハラスメント防止セミナーと社会保険制度の基礎研修をご紹介します。
ご相談内容
現状分析と解決策
具体的な原因
【ハラスメント防止セミナー】
・ハラスメントの定義やその悪質性を理解していない社員がおり、残念ながら実際にハラスメントが発生してしまっている。
・いわゆる「パワハラ防止法」について解説し、社員に理解させたい。
【社会保険制度の基礎研修】
・現場の採用担当者が社会保険制度についてよく理解しておらず、手続き漏れが発生してしまうことがある。
・アルバイトやパートの社員から質問を受けたときに回答できるよう、現場の正社員に知識を定着させたい。
解決策
【ハラスメント防止セミナー】
・労働に関する法律で明確に禁止されているパワハラ・マタハラ・セクハラを中心に、「ハラスメントとは何か」「何故ハラスメントは許されないのか」について、法律の観点からお話しました。
・自身の思考や言動を振り返り、ハラスメントに繋がる恐れはないか振り返る時間を設けました。
【社会保険制度の基礎研修】
・法律の細かな話はせず、自分自身で解決できるイメージが持てるように実務的・具体的な事例を挙げて解説しました。
・受講者にとって社会保険関連の事務は本業ではないことから、深く理解することは求めず、押さえておきたいポイントに絞って資料を作成しました。
【共通】
・zoom配信も行い、少ない実施回数で多くの方にご参加いただきました。
まとめ
セミナーを開催する際は、お客様のご要望に応じ資料や開催方法などをカスタマイズし、その会社らしさを生かしたセミナーになるよう心掛けています。
テーマによっては、社内の担当者がスピーカーになるよりも、社外の人が話をする方が受講者に響くこともあります。最近は、会場の設営や会場までの交通費負担の必要のないウェビナーの機会も増え、セミナー開催のハードルは低くなってきています。
お手伝いできることがあれば、是非HOPグループにお知らせください。
(文責:植松 沙和子)