電話応対

かつて「電話」は、固定電話で有線でした。
時代とともに携帯できる形になり、もはや「自宅に固定電話がない」ことも普通な世の中になっています。気軽に友人同士で会話ができるのが当たり前な年代の学生とのエピソードがあります。

アルバイト先で固定電話が鳴り「電話に出て!」とお願いをしたとき、受話器を取って無言で固まってしまったことがありました。電話の取り方は教えていたのですが「どう出ていいのかわからない」と言われ、唖然としたことがあります。
(何でだろう)(教えたし電話取ってるのを普段見てるはずなのに)と頭を抱え、ただ苦手なのかなぁと考えました。
別の日、違う学生にも似たようなことが起き、聞いてみました。
「電話、苦手?」
すると思いもよらない答えが返ってきたのです。
「だって、知らない人と電話したことないから」
「え?どういうこと??」
「だって、ケータイってかかってくるの友達だから「なに?」でいいし」
・・・・なるほど・・・・驚愕でした。
当たり前だと思っていることも、当たり前ではないことを知り、また、社会人として教えてあげることは色々あるんだなと実感しました。

電話は顔が見えない分、声の印象ですべてが決まります。
早口で何を言っているかわからない、モソモソ話していて聞き取れない、難しい言葉ばかりでわからない、ダラダラ話していて聞いていられないなど、対面とは違う落とし穴があります。
思っている以上に電話の声は聞き取りにくく、情報取集が耳からしかできないので集中して聞こうとします。どんなに丁寧に応対していても受話器をガン!と勢いよく叩きつけるように置けば、相手に聞こえてしまうこともあり印象が悪くなります。

メールでのやり取りが増えている昨今、電話応対もおろそかにならないよう、耳からの印象だけで美しさを表せるよう、日々応対していこうと心がけています。

(文責:小山有美)

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