社会人一年生

社会人になってから半年、以前のコラムの中でインターン生時代に社内試験に合格し、晴れてクライアント様の前に行く権利を得ることができた私ですが、あれからもう半年も経ったのかという感覚になるような日々を過ごして参りました。

入社当初は半年間お世話になっていた会社で働くということで、気持ち的にも環境的にもそこまで劇的に変化するということはないのかなと考えていました。いざ入社してみて最初の1ヶ月は社会人としてのマナーを学習したり、社内試験で担当させていただいた会社さんのもとへ訪問させていただいたりと、インターンの業務に加えて何社かクライアントさんのもとへ行けるようになったという形でした。しかし、入社から1ヶ月たった頃には、本格的に今後私が担当していくクライアント様が決定し続々とお客様のもとへご挨拶に伺う機会が増えてきました。

担当になったクライアント様は今まで入力業務にかかわってきたお客様というよりは、一からどのような事業を行っているかを知り、月次業務を行い、報告をするようなお客様が多かったので、クライアント様の業務内容を理解するというところから始まりました。業種や業態もバラバラで、つい最近まで学生であった私にとっては全く触れることのなかったようなお仕事をされている方もたくさんいらっしゃることを実感する毎日でした。
社内試験では、一社を1ヶ月ほどかけて準備をすることができましたが、正社員になり複数の担当を持つようになってからは当然そこまで時間をかけることはできず、かつ質を落とさないようにしなければなりません。各社の業務を覚えることと資料作成、報告準備と数か月は日々余裕のない毎日を過ごしておりました。忙しい毎日を送っていた中で自分なりに早く進める方法を考えたり、諸先輩方にアドバイスをいただいたりしながら、半年ほど経過してようやく月次のクライアント様への対応も多少は余裕をもってできるようになってきました。

まだまだわからないこともたくさん出てくるような毎日ですが、お客様との関わりの中で出てきた事態に対処しながら新しい知識を身に付けて今後の業務に生かしていきたいと思います。

(文責:寺山 大裕)

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