複写書類の難点

HOPで働きだした5年前、雇用保険や社会保険の手続きは書類に手書きをして郵送で提出というのが主流でした。
私は文字を書くことが苦ではなかったので、喜んで作成していたと思います。ただ、書類によっては「複写4枚」など、力が要る作業が稀にあります。
そんな時に重要になるのが筆記用具=ボールペンの相性です。

書く人の筆圧の強い、弱いでも仕上がりがかなり違ってきます。
1枚目、2枚目は文字が見えていても、3枚目、4枚目になると薄くて読めない場合もあるので、細い0.5mmぐらいで4枚目を意識して書かないといけなくなってきます。これを数枚作成すると手が痛くなることもしばしば。
失敗しないように慎重に、丁寧に、あまりにも必死に力をいれて書いていたら、ペン先に負けて用紙が破れたこともありました。

3年前ごろから書類提出の電子化が進み、手書きから入力へとシフトしてきたおかげで、書類作成の作業時間は短縮されてきました。電子申請に慣れてきて手書きが減ったことで、ボールペンの消耗が遅くなったように感じます。
時々手書きをすることがありますが、漢字が書けなくなった気もします。

現在も4枚複写ものは紙仕様のままですが、いつか電子化されることを願っています。

(文責:小山 有美)

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