HOPグループでは今年度から、コミュニケーション研修を月1回受講させていただいています。
分かりやすい言葉と実践型の研修で教えて下さり、「傾聴」「受容」に続き、先日の第3回のテーマは「承認」でした。
具体的には「褒める」「感謝する」「励ます」「挨拶する」などの些細な行動や発言が、相手を承認することへ繋がるそうです。
研修の中で、どんなことを言われたら嬉しいか考えてみようとお題があり、次々と出てくる言葉を講師の方が書き分けていきます。
相談してよかった
助かりました
気が利くね
ありがとう
さすが
かっこいい
仕事が早い
前者は主語が「I」、後者は主語が「You」、IメッセージとYouメッセージを使い分けることは、相手とコミュニケーションをとる上で大切なことです、と講師の方。
褒める行為において、IメッセージにもYouメッセージにも優劣はないですが、Youメッセージの誉め言葉だと謙遜されたり、打算だと受け取ってしまう人もいるかもしれないとのことでした。
この区分けを初めて聞いたのでいろいろ調べてみると、お願いごとや改善してほしいことなど、相手とのコミュニケーションではYouメッセージよりIメッセージを活用した方が関係性は円滑に進むことが多いようです。相手に対して「○○して下さい」はYouメッセージ、「○○してくれると(わたしが)嬉しい」はIメッセージで、そのように伝えたほうがお願いされた方も心地よく受け取ってくれることが多く、結果として円滑に進むということでした。
わたし自身はYouメッセージの誉め言葉はなんとなくジャッジしているような主導権がこちらにあるような気がして、Iメッセージの言葉のほうが使いやすいなと感じています。
HOPグループにはサンクスカード運営というものがあり、チャット上でサンクスカードを贈り合っているのですが(記念すべきコラム第1回目に山寺さんがサンクスカードについて書いてくださっているのでぜひご覧ください)、褒めたり感謝する語彙が増えたら素敵だなと思うので(もちろん言葉だけではなく気持ちも伴うもので!)研修で教えていただいたことを意識して日々過ごしたいです。
(文責:井上 亜弥)