利益が出ているのに資金不足
飲食店経営者
専属の税理士に税務処理をお願いしています。
毎月の資金不足が続いているため相談していましたが、「損益計算書では、利益が出ている」と言われます。
でも、毎月お金が足りないのは事実で、なぜ足りないのか原因が分からず困っています。
ご相談内容
現状分析と改善策
具体的な原因
本当の原因は損益計算書では分かりませんでした
成長企業診断で現状を分析したところ、主に「事業継続性」や「経営のしくみ」の分野で課題が浮き彫りになり、利益が借入金の返済と外注費の先払いに消えていることが分かりました。
解決策
主に次の3つの項目で改善提案を行いました。
1．事業計画の見直し
いっときの利益追求ではなく、短期収益・長期収益を組み合わせた事業計画を練り直しました。
「単発」の収益も重要ですが、「継続的」な収益もまた重要です。バランス良く組み合わせることで、それぞれのデメリットを補うことができます。
2．予算管理の見直し
・短期スパンの戦略では、まず不良在庫を処分。貸借対照表を健全化し、その上で借入を行いました。
・長期的な成長戦略の事業計画をもとに、各事業に適切な予算配分を事前に行なうようになりました。
・複数の借入を1本化し、返済期間を延ばし、キャッシュフローを改善しました。
3．月次決算
月次決算の体制を整え、会社の数字が早急に分かるようにしました。
まとめ
資金不足を解決するためには、幅広い視野での現状分析による根本原因の究明のもと、
1．短期・長期的両観点での事業計画練り直し
2．予算管理の体制整え
3．月次決算の体制整え
を行う必要がありました。
HOPの成長企業診断では、幅広い視野で現状分析を行うことで、経営の困ったを解決する糸口を見いだすことができます。
色々試したけれど、なぜかうまくいかない……
そんなお悩みを抱えていたら、是非一度HOPの成長企業診断を受けてみてはいかがでしょうか？
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