笑顔相続コンサルタントへの道

HOPに入社してから、相続部門に配属されてもうすぐ半年が経ちます。入社後すぐにお客様の相談を聞き、解決に向けてアドバイスをすると思われるかもしれませんが、実はHOPには「笑顔相続コンサルタント試験」という、お客様対応のレベルを判断する試験があります。この試験に合格しなければ、直接お客様の対応はできないのです。

試験は入社から約3か月後を目安に実施され、私は生前の相続診断に関する説明を行う試験に挑戦することになりました。まず、お客様から頂いた情報をもとに資料を作成します。相続人になる予定の方を確認し、財産が正確に記載されているか。またその評価が正確かをチェックします。ミスは許されません。

次に、正しい財産評価が終わったら相続税額を計算します。相続する方が異なると、相続税も変わってくるため、いくつかの分け方のパターンを作り、税金がどう変わるかを説明します。お客様に納得していただけるよう、説明の仕方にも気を配る必要があります。

単に資料を読むのではなく、何のための説明かをしっかり理解し、難しい用語は適宜説明を加えながら、分かりやすく話すことが大切です。また、想定される質問にも答えられるよう準備が必要です。

試験の練習が始まった頃は、資料を間違えないように読むのに精一杯でした。お客様役をして下さる先輩方からは、毎回細かく指導をいただきました。昼休みや就業後も練習を重ね、自分の言葉で自信をもって説明できるようになるまでに、かなりの時間がかかりました。

そして6月末に行われた試験では、無事に合格することができました!これも、練習に付き合ってくださった先輩方のご指導のおかげです。

これからも「笑顔相続」の実現をお手伝いする「笑顔相続コンサルタント」として、努力を続けてまいります。

(文責:嶋津知穂)

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