人の縁

私がHOPに入ったのは以前お世話になっていた職場の上司からの紹介でした。

「お世話になっている会社で、ものすごく頑張ってる女性がいるんだけど、手が足りなくて困ってるんだって。事務やってたよね。どうかな」

HOPの直前の職場が倒産寸前になり「仕事を探している」と前々職の知人に話していましたが、声をかけてくれたのは、その人より上の役職の人でした。時々お見かけする方で、直接お話するなんて恐れ多いぐらいなのに、とてもフレンドリーで差し入れをいただいたこともあります。どうしてそんな人から声がかかったのか尋ねたところ、知人が本社で求人がないか聞いてくれていたからだと知りました。

「ウチはいま求人がないんだけど、この会社、忙しくてね。彼女大変そうだから助けてあげてよ。いつ行ける?」とあっという間にセッティングされ、面接も同行してくださり、半ば強引に決めていただいたような気もします。
士業という未知の世界で、一般事務とは違う専門的な作業をゼロから教えていただき現在に至ります。専門用語がわからず、手続きもわからず、「ヒホケンシャ」を「非保健者」とメモしていた私も、入退社手続きを電子申請できるまでになりました。
相談していた人、紹介してくれた人、受け入れてくれた人、多くの人のつながりで今の自分がいます。どこでどんな風に繋がっていくのかは「先の楽しみ」ではないでしょうか。

当社のクレドにもありますが、常に感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思います。

 

(文責:小山 有美)

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