ジャッジをしない

HOPグループの井上です。
今回も社内で実施しているコミュニケーション研修の話です。

すでに何回か受講させて頂いた中で、わたし自身大きな気付きとなったことが2つあります。1つ目が「ジャッジをしない」ということ。
「受容」について学ぶ中で、自分が指導する立場である時のみならず、どんな時もコミュニケーションをとる上で自分がジャッジをする権利を持っているという意識を手放す、それが受容の第一歩であるとお教えいただきました。
考えてみれば、無意識にジャッジをしてしまっていたこともあるし、逆に初対面に近い相手と接する際、この人なにか苦手だなぁと感じる時、その原因は相手がこちらをジャッジしていると感じてしまったことにあるのではないかなと思い至りました。人は100%ジャッジをしないで生きていくことは出来ないとも思うのですが、ジャッジをしないという考えの軸を1つ知っているだけで円滑に進むことは大いにあると思うので、実践に生かしていきたいです。

2つ目が「原因追及をしない」ということ。
何か問題が発生した時、原因追及という過去質問ではなく、「今度同じことが起こった時、あなたはどうしますか?」という未来質問を投げかけるというものです。
これも、今まで何か問題が起こったらどうして?なぜ起こった?と当たり前のように使ってしまっていたのですが、原因追及は言い訳しか生まない、誘導したいのではなくどうなりたいのか相手の言葉で引き出すことが大切だと教えていただきました。

講師の方のポジティブな言葉の数々にいつも気付きを得られ、今度こういうシチュエーションがあったらこう使ってみよう、なるほどこうやって言えばいいのか、と思うことが多く、視界が開けるような気持ちになります。
少し気を付けるだけで心象も変わるのがコミュニケーション。お互い気持ちよく仕事が進められるようどんどん教えていただいたことを使っていきたいです。

(文責:井上 亜弥)

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