あけましておめでとうございます。
年が明け、そろそろ所得税の確定申告の準備を始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか？確定申告による納税がある方は、毎年2/16から申告の受付が開始されますが、申告による還付金が発生する方は1/1から受付が開始されています。
さて、確定申告をするうえで、ｅ－Ｔａｘ（※1）の利用が国税庁から推奨されていますが、実際、ｅ－Ｔａｘはどのくらい普及しているのでしょうか？令和3年度の所得税申告におけるｅ－Ｔａｘ利用率は、59.2％で、前年比＋4.0ポイントのことです。
※1 ｅ－Ｔａｘとは････税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるシステムのこと
出典：国税庁ＨＰ「令和3年度における e-Tax の利用状況等について」
確実に利用者が増えてきていることがわかりますね。コロナ禍の今、混み合っている税務署等に足を運ぶのを避けるためにも、まだ ｅ－Ｔａｘを利用されていない方は、ぜひチャレンジしてみていただければと思います。
所得税申告の全国のｅ－Ｔａｘ利用率は上記のようになっていますが、この利用率は、地域によって結構異なるのは興味深いところです。
出典：国税庁ＨＰ「令和3年度における e-Tax の利用状況等について」
地域による利用率の差について、特に理由は公表されていませんが、もしかしたら税務署へのアクセスの不便さなどが関係しているのかもしれません。
ちなみに、令和3年度の所得税の申告書を郵送で提出した私の知人は、昨年11月頃に所轄の税務署から「重要」と言うスタンプが押された封書が届いたそうです。恐る恐る開けてみると、「ｅ－Ｔａｘを使用できない理由を書類に記入して返送してくだい」と言う内容だったそうです。
その知人は重い腰をあげて、令和4年度の確定申告はｅ－Ｔａｘでやってみるとのことです。
利用方法などは、国税庁のホームページに掲載されておりますので、参考になさってください。
https://www.e-tax.nta.go.jp/start/index.htm
最後になりましたが、2023年が皆さまにとって少しでも良い1年となりますよう、HOPグループ一同、お役に立てるよう尽力して参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
（文責：來山 純子）