創業期から成長期へ、経営基盤を確立し、組織拡大のための筋トレスタート!

ご相談内容

・創業して、経営陣を中心に売上を作ってきたが、さらに組織拡大をしていきたい
・100億企業を目指すためにも、今後の中長期事業計画をきちんと考えたい
・会社や組織を拡大させるためのノウハウがないので、知りたい。

成長企業診断による現状分析と改善策

現状分析

・売上利益は三期推移で好調に推移しており、また、資金繰りも安定性が高いため、財務について直近の課題はない
・利益が多く出たため、税金対策としての施策を講じている
・創業時に理念ビジョンは作ったが、具体的でないため、社員に伝えたり、ビジョンを軸に社内で語るなどは行っていない。
・月次の決算は行っているが、事業計画はもちろん、予算計画も立てていないため、予実管理できていない。

解決策

理念・ビジョン・中長期事業計画を策定し、会社が向かう方向を明確にする
経営の仕組みとして、月次決算・決算を基にした予実管理を行う経営基盤の確立
経営施策を目的に準じた取り組みとすること
組織拡大に向けた社員の人事評価制度やワークルール・仕組みの整備

【経営システムの整備】
1. 理念・ビジョンをブラッシュアップし、会社の目指すものや目的を明確化、経営計画発表会を実施
2. 中長期計画を策定し、売上構成計画も行い、事業計画を策定する。
売上・利益を増やすために、何を取り組むべきかステップを明確化
【従業員満足度の整備】
<成長考課制度の導入>
1. 役割期待の明確化(考課一覧の作成)
2. 役割期待に基づいた社員の成長と、会社の業績が連動していく考課項目の決定
3. 給与体系の整備(賃金テーブル・賃金規程)

まとめ

これまで、経営幹部が、会社の未来のために売上・利益をしっかりつくり、創業期を支えてきました。
創業期にもかかわらず、企業としての資産が大きく増加したのは、経営幹部が全力で会社の目的達成のために
取り組んだ素晴らしい成果です。
この成果をもって、次のステージに進むために、組織化への取り組みを決意し、経営システムの整備や、人事評価制度の導入を行うことになりました。
組織化にむけては、経営幹部がプレイヤーからマネジメントを行っていくなど、
現場を離れ、経営の時間を確保し、未来に向けた計画を練り、部下に計画を実行・目標達成させていくという新たなステージに入ります。
これまでと異なる時間の使い方で、慣れない経営者の方もいらっしゃると思いますが、
未来の組織を筋肉質な組織とするための、足腰を鍛える筋トレとして、負荷がかかることを前向きに捉え
経営の時間を捻出し思考を巡らせていくことが大切です。

(文責:土井 実紗)

お問い合わせ

まずはお気軽に
お問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

03-5614-8700
受付時間 平日 9:00~18:00

フォームからのお問い合わせ