相続対策の準備はお早めに!(不動産売却編)

相続対策の準備はお早めに!(不動産売却編)

納税や両親の療養看護費用を捻出するために、不動産の売却を必要とされる方もいらっしゃいます。
今回は、早目の準備の必要性をご案内します。

1. 不動産の売却には時間がかかる
不動産を売却する場合、通常は以下の手順を踏みます。
①売買の仲介を依頼する不動産会社の選定
②土地の確定測量(マンション等区分所有建物でない場合)
土地の規模、隣地所有者の人数にもよりますがおおよそ2~3ヵ月要します。
③不動産の調査
④不動産の接道が私道の場合
私道所有者より掘削・通行・使用承諾を取得する必要があります。
私道所有者の人数・権利関係にもよりますが一筋 縄ではいかないことが通常です。

2. 買主の募集
売買仲介を依頼する不動産会社の方が様々な営業方法で買主を探しますが、
売却対象の不動産によっては相当の時間を要します。

3. 売買契約と決済(引渡し)は同時ではない
通常、売買契約後1か月以上の期間をあけて決済となります。
契約時には売買価格の5%ほどの手付金を受け取りますが、残額は決済(不動産の引き渡し時)になります。

 

1.~3.で不動産売却の流れをおおまかに示しましたが、これだけの時間を要します。
特に、相続対策や両親の療養看護費のために早期に売却を必要とされる可能性のある方は早目の準備が必要です!

弊社では、相続対策のお手伝いもしておりますので是非ご相談ください。

(文責:川村 理香)

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