会社の顔

入社から早半年が経とうとしています。
私が入社してから最初に大変だなと感じた業務は電話対応でした。

昨今スマホの普及によって連絡手段はLINEやメール、SNSなどが主流になり、電話をする場面というのはほぼなくなってきているかと思います。私も私用で電話するということは月に1、2回程度で、公共料金の手続き等ネットでどうにかできてしまうものは基本的にスマホで手続きをしてしまいます。

しかし、いざ会計事務所で働くようになってみると電話はいまだに結構使われているものですね。内容はお客様からや、税務署や都税事務所、営業のご提案など様々ですが、一日に数十件ぐらいは当たり前です。私は新入社員ですので当然電話を積極的に取らなければいけないのですが、最初のうちは電話の出方がわからなかったり、自分では元気に出ているつもりでも声が暗い、小さいと上司に言われてしまったりと散々なものでした。

今でも決してすべての方への対応がスムーズにできるというわけではありませんし、相手によっては声が小さくて聞き取れない、早口でメモが追い付かないということも多々ありお繋ぎする方にご迷惑をかけてしまうこともありますが、以前に比べたらかなり対応できるようになってきたのではないかと思います。

そして、自分が電話を取るようになると入社したての際に注意されてきたことが実感できるようになってきました。自分が思っている以上に電話は声が通りづらく、暗く聞こえてしまい、早口で話すと聞き取れない。だからこそ、自分は少しでも明るく、はきはきとした対応をしようと心がけるようになりました。そのように意識して電話に出るようになってから「いつも最初に電話対応をしている子が元気でいいね。」というお褒めの言葉をいただいたと上司から言われたこともありました。実際にお会いしたことのないお客様ではありましたが、そのように思っていただけたことは非常に嬉しかったです。

昔から電話は会社の顔なんて言い方もされます。初めて会社へ電話をかけてくださる方にとっては最初に話す会社の人が電話を取る人になるので、その人が元気だとこの会社は活気があるな。安心して相談できそうだなと思ってくださるのではないでしょうか。まだまだ知識面ではお客様に頼っていただくということは難しいですが、私自身をお客様に少しでも信頼していただけるように、まずは電話対応で学んだ経験を生かしてクライアント対応を行っていきたいと思います。

(文責:寺山 大裕)

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