士業事務所で働くということがこれほど大変だとは思っていませんでした。
そもそも、自分に関わっているはずの社会保険の内容さえ正しい知識もなく、毎年書く年末調整の用紙も「ここにこれ書いて」と言われるがままに書いていただけでした。社労士という肩書も何となく耳にしたことがある程度でしたので、入社してから手続書類は初めて見るものばかりでしたし、電話を取っても相手が言っていることが聞き取れなくてメモがぐちゃぐちゃだったことを覚えています。知らない言葉は聞いても文字に変換できず、ひらがなとカタカナを駆使してメモを取っていました。苦戦しながら数年かけてようやく書類に目が慣れ、行政の方が言っていることも漢字でメモが取れるようになり、ハラハラしながら説明を受けていた内容も何となく理解できるようになったのは周囲の仲間が根気よく教えてくれたおかげだと思っています。いまや一人で労基署へ電話をかけ、労災手続を作成できるまでになり、成長できたことはよかったです。
新しいことにチャレンジするとき、まだ不安が残る手続きの答え合わせなど、有資格者が近くにいるので正しい説明をしてもらえる環境にあり、とても心強いです。
勉強しながら資格を取りたい方も、今はまだ資格を取るまでではないけれど経験を積んでみたいと思う方にもいい環境ではないかと思います。実務をしながら学べるのは理解度が高まるはずです。ご興味のある方はぜひ一緒に働いてみませんか!
(文責:小山 有美)