将来像を明確化することで売上高が前年比約160%を達成した事例

ご相談内容

1プロジェクトが長期的で、結果的に黒字着地になる年と、赤字になる年の波がかなりある。キャッシュフローも不安定であり、どのようにしたらよいでしょうか。

現況分析と解決策

要因

短期的、長期的な事業計画がなく、宿題となっている案件をこなす行き当たりばったりの経営となっています。
また1プロジェクトが長いため、その会計期間の売上見込も社長の中でなんとなくの数字しかなく、キャッシュフローの状態も分かりにくくなっていました。

解決策

  • 数年後にこうなりたいという像をヒアリングし、また社長自身に考えていただくことで将来のビジョンを明確化しました。
  •  新しい期が始まる前に、損益+-0となる売上高(損益分岐点売上高)、キャッシュ+-0となる売上高(キャッシュフロー分岐点売上高)、将来のビジョンを実現するために必要なキャッシュのストック額を目標とした売上高を算出し、1期ごとの目標を決定しました。
  •  売上高がブランクの予測表を作成しました。具体的に目標達成のために必要な案件数を捻出し、そこに毎月の売上目標を社長にご自身で予測表に記入していただきました。
  • 毎月のお打合せを行い、プロジェクトの進捗等について確認しました。
  • その月の時点で目標値を達成するにはあといくら売上が必要かを明示しました。

結果

目指すべき地点が明確化したことで売上高前年比約160%を達成されました。
また、利益が出たことでキャッシュフローが安定しました。

まとめ

お客様の目的が明確化したことで何を行ったらそこに向かうことが出来るのか具体的に形にすることが出来ました。
ただ税務のお手続をするだけでなく、お客様の目標達成のために全力でサポートをする事こそがHOPのサービスの真髄であると考えています。経営についてお困りごとがございましたら、ぜひ一度HOPまでご相談ください。

(文責:岩井 優花)

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