初めまして。
4月にHOPグループに入社しました嶋津 知穂と申します。
法律に興味をもって、平成14年に行政書士試験に合格致しました。
ところが資格を生かす間もなく、夫のブラジル転勤に同行しました。
ポルトアレグレというウルグアイ近くの小都市に赴任し、2年ほど滞在
致しました。主な産業は牧畜で、アメリカで例えるとテキサスに雰囲気が
似ています。名物のシュラスコは日本でも人気です。
帰国後、外資系弁護士法人勤務や高等学校の教員を経て、HOPで念願の相続業務に携わることができました。
そもそも法に興味を持ったのは、母の実家の相続が数代にわたって放置
されていたことを解決したかったからです。
預貯金はほぼなく、残されたのは古い大きな家と土地、田畑でした。
古い家は取り壊す必要があり、かなり費用がかかるとのことでした。
相続というと財産を取り合うイメージがあると思われますが、その逆で、
相続人の間で負の財産を押し付けあうことになってしまいました。
相続手続きを長年放置していた間に相続人も増え、遺産分割協議は揉めに揉めました。
なんとかまとまりましたが、一部の親族とは疎遠になってしまいました。。。
祖父母が遺言書を書いていてくれたら、どんなに助かったか!と何度思ったでしょうか。
日本で遺言書を書く方は1割ほどと言われています。
残される人たちが、その後も仲良く過ごせるように、遺言書の重要性をもっと知っていただき、普及をしていきたいと思っています。
相続人の方々が笑顔で相続ができる「笑顔相続」が溢れる社会になってほしいと願っています。
(文責:嶋津 知穂)