「微差」が生む感動

日々仕事をする中で、HOPのメンバーの行動について「あ~すごいな」と感心、感動する場面にいくつも出会います。

相続の申告業務をお手伝いしたお客様から、「父の3回忌命日に電報と追悼のお花をお送りくださいましてありがとうございました。ご丁寧でお優しいお気持ちにとても嬉しく心から感謝申し上げます」とお礼の連絡が届く。
―HOPの相続チームは、相続の申告業務に携わったご家庭に、故人の命日にお花をお贈りしています。

体調を崩して休んでいたスタッフに、「大丈夫だった?大変だったね。まだ咳が出るようだね。」と声をかけ、飴を渡すメンバー。
―HOPでは毎朝の朝礼でメンバーの顔を見ながら朝礼をしていて、元気かな?笑顔で参加しているかな?とみんなで見合っています。

「クライアントの○○店が新規オープンしました。皆さんもよろしかったら行ってみてください!」、
「クライアントが注目のベンチャー100選に選ばれました。皆さん記事をご覧ください!」と社内共有がある。
―HOPでは社内コミュニケーションツールで、業務上の事務連絡の他、クライアントの情報を共有して、担当者のみならずグループ全体でクライアントを応援する風土があります。

中小企業と日本のご家庭を支える組織として、いい雰囲気だなと思います。
こんな感心や感動はどこから生まれるのかを考えると、そこには「期待を超える」という共通項があるように思います。クライアントの期待を超える、仲間の期待を超える。そんな時に感動が生まれるのではないでしょうか。
もちろん圧倒的に期待を超えることもありますが、「ちょっとした超越」=「微差」でも感心、感動は生まれます。先に紹介したHOPの日常も、ちょっとした仕組みと気づきの行動です。でもなかなかできることではないですよね。そして意識してできる「微差」が積みあがることで、この仕組みはすごい、あの人はすごいという評価になります。

私の好きな本に斎藤一人さんの『微差力』(サンマーク出版)という本があります。その本の中では、すべての成功は「期待以上」であると説明されています。

期待通りは普通
期待以下は論外
期待以上でプロ
微差でいいから上にあげればいい。
期待以上のものを出すというのは、期待以上のものを出すという決意があればいい。
期待以上のものを出そうと思うと、なぜかできる。

このように述べられています。
人は目指したところにしか行けませんし、目指さないとそこに行けません。
プロの仕事をするには、自分のサービスがクライアントの期待以上であるかどうかを基準にして常に思いを馳せることなのだと思います。

・あとでメールします
⇒○時までにメールします。
・決算書一式お送りします
⇒銀行に提出する用でしたらこちらの一式を提出下さい。
・月末までに納税をお願いします
⇒月末に○○円の納税がありますが、金額が大きいので資金繰りに影響があります。
納税のタイミング相談下さい。

クライアントへの「微差」の期待以上のサービスを積み上げることで、感心と感動を与え続け大きな信頼を得る。これがプロの仕事だと思います。

HOPは社内でも、社外に対しても「微差」を積み上げ感動を創ります。

(文責:星川 望)

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