新規に入社された方の面談を実施し、不安を解消する

ご相談内容

新しく入社された従業員の方に対して様子をうかがう面談をしたいと考えているが、どのようなことをたずね、確認すればよいかわからない、というご相談でした。

考え方と解決策

考え方

新しく入社された従業員の方は、慣れない環境の中で働くことで、精神的な負担が大きくかかっています。また、「本当に自分はこの環境で今後やっていけるのかどうか」と不安になることが多いです。そのため、一定期間(初回は1ヶ月程度が目安です)を経過したのちに個別面談を実施し、様子をうかがうことが効果的です。
もちろん、面談にて何を確認するかは、あらかじめ準備しておくことが必要です。

解決策

(1)面談での確認事項を事前に準備する

HOPでは、今回のような面談の際に確認すべき項目を整理しており、必要に応じてお客様にご提供しています。その一部をご紹介します。
・仕事内容について入社前と入社後のギャップはあるか
・入社してよかったと思えることはあるか
・社長(または上司)にこの機会に伝えておきたいこと、相談したいことはあるか

(2)面談を実施する

経営者・幹部が上記(1)の項目をベースに面談を実施します。お客様のご希望により、HOPメンバーが面談を担当させていただく、または、面談に同席する場合もあります。

(3)振り返る

面談の内容を、経営者・幹部の方とHOPメンバーとの間で振り返ります。課題が判明した場合は、解決に向けてアドバイスやご支援をする場合もあります。

まとめ

従業員の方の「不安」を放置しておくといずれそれが「不満」となり、やがて組織への「不信」につながります。そうならないために「不安」の段階でしっかりと従業員と向き合い、気持ちを受容するとともに抱えている「不安」を引き出し、必要に応じて「課題」としてとらえ対応することが必要です。そのためにも既存の従業員はもちろん、特に新しく入社された従業員の方に関しては、定期的に個別面談の時間を設けるようにしましょう。

(文責:土田 真吾)

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