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アナタのお客様は誰ですか?
寒い日が続き、すっかり冬になりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
10月に開催させていただきました、一般社団法人成長企業研究会の4周年イベントでの、サイゼリヤ元社長の堀埜様のご講演の中で、ドメインの定義のお話がありましたので、 デレク・F・エーベルの提唱した事業定義モデルについて少し調べてみました。
このモデルは、企業がその事業領域を定義し、戦略的な計画を立てるのに役立つフレームワークで、顧客グループ、顧客ニーズ、そして技術という三つの次元で構成されています。これらの定義により、企業は市場内での位置付けや、将来の戦略的な方針を調整するための明確な基盤を持つことができるというものです。
エーベルのモデルは、「誰が顧客か」、「顧客が何を必要としているか」、そして「どのようにしてそのニーズを満たすか」を問うことで、顧客中心の戦略を考える際に有用で、新しい顧客グループや未充足の顧客ニーズ、新しい技術を通じた製品やサービスの提供機会を見出すきっかけとなります。
このモデルは、1980年にエーベルが著した『Defining the Business: The Starting Point of Strategic Planning』に初めて提案され、多くの企業や学者によって利用され、戦略立案の基礎となっています。
経営戦略を立てる際に、対象とする市場や顧客、提供する価値を具体的に示し、事業の「ドメイン」を明確に定義することが重要です。中小企業にとって、限られたリソースを最大限に活用するために、自社のドメインを正確に理解し、戦略的に活動する必要があります。
①市場調査の実施:競合他社と顧客層の詳細な分析を行います。
②自社の強みの特定:自社が持つユニーク価値を明確にします。
③ターゲット市場の選定:サービスや製品が最も響く顧客層を特定します。
明確なドメイン定義により、他社とは異なる独自の市場価値を見つけ出すことができます。これが、競合激化する市場において中小企業が生き残るための戦略において重要です。
ドメインは時とともに進化・変化する可能性があるため、定期的な見直しを行い、市場の変化に応じて適宜調整を加えることも重要です。見直しをすることで、持続可能な成長を遂げることができます。
ある食品メーカーは健康志向の消費者に注目し、オーガニック製品の生産に特化することで市場での地位を確立しました。彼らの事業ドメインは明確であり、ターゲット顧客層に対して独自の価値を提供しています。
HOPでご支援させていただいているクライアント様でも、事業ドメインに基づいて、「選択」と「集中」する領域を決めて、中長期の事業計画を作成し、順調に利益を伸ばされている会社様もいらっしゃいます。
皆さんも事業の成長のために、事業ドメインについて考えてみてはどうでしょうか?
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。
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