コラム

はじめまして。今年の8月に中途で入社しました山口と申します。

よろしくお願いいたします。

HOPでは、10年以上にわたり、酉の市への参詣を続けています。 今年も11月13日に、深川にある富岡八幡宮の境内で行われている酉の市に社員一同で参拝してまいりました。

深川の酉の市は、富岡八幡宮の境内にある大鳥神社の祭礼として行われます。 11月の酉の日に行われる収穫の感謝を込めた神恩感謝の祭りです。この酉の市は、江戸時代から「お酉さま」として親しまれ、現在もこの伝統を受け継ぎ、開運招福、商売繁盛を願う下町の風物詩となっています。

酉の日とは、十二支の「酉」にあたる日を指します。（十二支：子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥）日付にも十二支が割り当てられており、12日ごとに巡ってきます。

酉の市の起源は、古代の英雄であるヤマトタケルノミコト（日本武尊）が、東征からの帰途、各地で武運長久を祈願した際に遡るとされます。ヤマトタケルノミコトは、戦いに勝利した後のお礼参りの際、社前の松の木に武器として使っていた熊手をかけて立ち去ったと伝えられています。この日が11月の酉の日であったそうです。

酉の市で有名な縁起物といえば熊手です。これは元々、農具の熊手に由来します。江戸時代、熊手が「福や運を掻き込む」「金銀をかき集める」道具に見立てられ、縁起物として庶民の間で人気を博しました。

富岡八幡宮や大鳥神社を参拝後、いよいよお目当ての熊手の売場へと向かい、グループ内の各法人が1つずつ熊手を購入しました。 売り場には、熊手が天井近くまで積み上げられており、どれも豪華絢爛で、熊手を見ているだけでも、たくさんの福を掻き込めるような力強さを感じました。

 そして、お店の方の威勢のいい音頭で社員全員で手締めを行いました。パチパチという拍手の音が境内に響き渡り、全員の決意が一つになったのを感じました。

来年の弊社のさらなる成長と、クライアント様がより一層幸せになるよう、社員一同、一致団結して邁進してまいります。

(文責：山口　祥史)